オンラインで町の魅力PR 芽室が移住フェア出展
【芽室】町は31日にインターネット上で開かれる「オンライン全国移住フェア」(Local Creation Office LOCO主催)に出展する。新型コロナウイルスの影響で6月の全国イベントが延期になったが、インターネットで町の魅力を発信する。担当する町地域おこし協力隊の八所かおりさんは「コロナ収束後、芽室に来てもらえるつながりをつくりたい」と話している。
町はここ数年、移住促進に力を入れており、2年前からは東京や大阪で開かれる移住イベントに出展してきた。今年6月のイベントは延期が決まり、秋も見通しがついていない。
町は独自でオンラインでの移住相談会を検討していたが、八所さんが「オンライン移住フェア」を見つけ、参加することになった。
町の出展ページでは手島旭町長のメッセージや、ターゲットの一つである子育て世代に向けた政策、イベント情報などを掲載している。八所さんは「コロナによって“田舎暮らし”が注目される気配を感じる。まずは十勝に目を向けてもらえたら」と話す。
現在、北海道からの出展は、芽室を合わせて7自治体。「少しでも道の出展が増えればと思い、他自治体の協力隊員や職員にも声を掛けた。町としてはまずは知名度を上げて移住招致のスタートラインに立ちたい」と語った。(細谷敦生)