老若男女が熱戦 忠類ナウマンぞうり世界大会
【幕別】「第5回全世界ナウマンぞうり卓球大会in忠類」が22日、幕別町忠類の十勝ナウマン温泉ホテルアルコで開かれた。町内外の老若男女72人が熱戦を繰り広げた。
忠類地域魅力発信事業実行委員会イベント部会の主催。忠類地区で発掘されたナウマンゾウの化石にちなみ、愛らしいゾウの縫いぐるみが付いた特製の草履ラケットで、11点先取1セットマッチで戦った。
今年は小学生から70代まで、遠くは滝川市や紋別市から選手が参戦。新設の「フレンドリー」部門には子どもや国際協力機構(JICA)の研修員らがエントリーした。
出場者は家庭用のミニ卓球台と特製ぞうりでのプレーに少し苦戦しながらも好プレーを連発し、会場は歓声と熱気に包まれた。士幌町の会社員田中幸毅さん(51)は漫画「スラムダンク」のユニホームで参加。1試合目は惜しくも敗れたが、「敗者復活戦があるので下位トーナメントで優勝を狙います」と気合たっぷりに話していた。
(澤村真理子)