悪天候でも野菜求めにぎわい 帯広・おはよう朝市
地元農家が手頃な価格で野菜を販売する「おはよう朝市」が16日午前7時から、帯広市都市農村交流センター「サラダ館」で開かれた。悪天候ながらも多くの来場があり、新鮮野菜を買い求めた。
6月中旬から10月まで、毎週日曜日に開く毎年恒例の野菜直売会。サラダ館の指定管理者の北王コンサルタントが主催する。
この日は雨のため、会場をサラダ館の正面広場からテラスに移した。農家11戸がトマトやアスパラ、ハクサイなどの野菜を並べ、開始直後から来場者でにぎわった。
市内の佐々木和子さん(80)は、昨年東京から転居して以来、毎回買いに来ている。「ここの野菜は新鮮で甘みがあるものばかり。今日はワラビを買えてうれしかった」と話していた。
おはよう朝市の販売開始時間は午前7時。10月のみ午前8時。11月3日には越冬野菜市の開催も予定している。(伊藤亮太)