オールドビンテージトラクター並ぶ 池田
【池田】1960年代製造の古いトラクターが並ぶ「オールドビンテージトラクター展示会」が1、2の両日、町清見のハッピネスデーリィ(嶋木正一社長)の前庭で開かれ、訪れる人を楽しませた。
会場には、1964年式のヰセキ・ポルシェTB17型と、62年式のドイツ・ランツ社のブルドッグ2台の他、ヤンマーの協力で最新型のジョンディア、フォードのカウンティ754など計4台が展示された。
オールドトラクター保存会の茂古沼一会長と会員の山川稔さんはそれぞれが出展したトラクターのエンジン音をとどろかせ、「珍しい2サイクルエンジン音を聞いて、当時と変わらないトラクターを見てほしい」と話した。
幕別町から訪れた現役農家の山中隆一さん(76)は「農機具の展示会も見に行くが、どうしても昔のトラクターが気になってしまう。自分にはこちらの方が合っている」、妻の米子さん(69)は「昔は牧草を返すのに乗っていたので懐かしい」と話していた。(水上由美通信員)