十勝の人、活動を発信 イークが女性のフリーペーパー刊行
建築デザインを核に保育福祉事業を展開する「イーク」(帯広、上野美幸社長)は、「十勝で頑張る人を応援する」をコンセプトとした無料冊子「イークマガジン」を創刊した。年1回のペースで発行予定で、上野社長は「十勝のすてきな人たちやグループ、企業の活動を広く発信したい」としている。
イークはヨシダホーム(音更)のグループ会社。2017年末に設立し、企業主導型保育事業所「ぷちとまとほいくえん」の運営、各種セミナーの開催、店舗や住宅企画プロデュースなどを手掛ける。
上野社長自身、長年保育施設で勤務した経験を持つ。2人の子どもの母でもあり、とかち子育てフェスの実行委員長を務めるなど子育てや女性を応援するイベントを企画・開催してきた。
創刊の理由について、「イークの活動を知ってほしいことに加え、さまざまな分野で活躍する人とのネットワークができる中、十勝を元気にしようと活動する人たちの多さ、パワーに驚かされ、応援したかった」と説明する。
立ち上げにあたり、国の小規模事業者持続化補助金を活用。「イークの活動PRともとらえ、同社でも費用負担をし、一般の掲載料を安価に設定したのが特徴」と上野社長。
創刊号は「次代の十勝をつくる風」として、メンタルケア・スペシャリストで学童保育所支援員係長を務める津本恵利子さん(音更)など6人を紹介。「ネットワーク・インフォメーション」としてサロンや店の紹介も掲載。A4判オールカラー12ページ。昨年12月に3000部刊行、現在2000部を追加した。問い合わせはイーク(0155・67・8726)へ。
(佐藤いづみ)
◆イークについて
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