帯八中が「学校賞」 ドコモの創作絵画コンクール
日本最大級の創作絵画コンクール「第17回ドコモ未来ミュージアム」(NTTドコモ主催)で、帯広第八中学校(能戸貴英校長、生徒429人)が各都道府県で1団体選ばれる「学校賞」を受賞した。個人でも2年の酒井夢来(ゆらい)さん(13)と3年の森皐偉(こうい)さん(15)が中学生の部で入選を果たした。22日に同校で授与式が行われ、表彰状が手渡された。
未来をつくる子どもの夢を応援しようと毎年開催。今年のテーマは「みんなの想像力が、未来をつくる」で、全国の未就学児、小・中学生から14万4180点の応募があり、150人が入賞に選ばれた。
学校賞は、優秀な成績を収めたり、積極的に応募したりした学校を表彰する賞。八中では計415点を応募した。
授与式には、ドコモCS北海道帯広支店の畑英明支店長が訪れ、2年の倉口遥那生徒会長(14)に学校賞の表彰状を、酒井さんと森さんに入賞の表彰状を手渡した。
倉口さんは「自分たちの学校が選ばれてうれしい。来年もみんなで応募して入賞する人が出てほしい」と喜んだ。
作品「自然の美しさ」で湖畔に映る森と夜空を描いた酒井さんは「賞をもらえてびっくり。絵のような好きな自然がずっと残ってほしい」と話した。森さんは「蒸気と歯車」で、地熱を動力に歯車を回す場面を描き、電力消費について考えた。「茶色系を使って産業革命時代の脂っこい雰囲気を出したかった」と話した。(藤島諒司)