とかち文化まつり開幕 「地史創成」テーマに
統一テーマの「地史創成」を揮毫(きごう)し、あいさつする鈴木実行委員長。後方は共同制作の大壁画(17日午前9時50分ごろ)
十勝の秋を代表する総合芸術祭「第16回とかち文化まつり」(NPO十勝文化会議主催)が17日、帯広市内のとかちプラザで開幕した。書道、絵画、写真、華道など13部会約240人が出展。「未来交響~人の躍動 地史創成」をテーマにアトリウムや大集会室、ギャラリーで作品を展示し、20、21日には講演会やステージ発表もある。21日まで。
初日は午前9時半から開会式が行われ、同会議の林光繁理事長が「松浦武四郎は探究心を持ち見聞を広げた人物で、深く敬意を感じる。地域にとって大きなプラスになる盛大な文化まつりに」とあいさつ。来賓として十勝総合振興局の梶川浩二くらし・子育て担当部長、市教委の嶋崎隆則教育長が祝辞を述べた。
さまざまなジャンルの芸術家が共同制作した大壁画と四角柱は松浦武四郎とアイヌの関わりを表現しており、式では帯広カムイトウウポポ保存会の竹山美幸さん、美奈さん姉妹がムックリを演奏。鈴木八駛郎実行委員長はオブジェに「地史懐」と力強くしたため、「先人の魂、歴史に触れながら一歩一歩進んでいきたい」と述べた。(松田亜弓)
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華道や書道、絵画、写真など多才な作品が会場を華やかに飾る(17日午前10時ごろ)
とかち文化まつり開幕 「地史創成」テーマに 3
統一テーマ「地史創成」を揮毫(きごう)し、「先人の魂に触れながら進んでいきたい」とあいさつする鈴木実行委員長(17日午前9時50分ごろ)
統一テーマ「地史創成」を揮毫(きごう)し、「先人の魂に触れながら進んでいきたい」とあいさつする鈴木実行委員長(17日午前9時50分ごろ)
統一テーマ「地史創成」を揮毫(きごう)した鈴木実行委員長(17日午前9時50分ごろ)
統一テーマ「地史創成」を揮毫(きごう)する鈴木実行委員長(17日午前9時50分ごろ)
大壁画と四角柱は武四郎とアイヌの関わりを表現。ムックリを演奏する美幸さん、美奈さん(左から、17日午前9時50分ごろ)
あいさつする林理事長
あいさつする林理事長