帯広メロン“公認カクテル”期間限定で提供
「帯広メロン」の認知度を高めようと、帯広市大通南11の飲食店コモドバーアクシスが同メロンの果汁を使ったカクテルを作った。ブランデーやラムをベースとした3種類を9月上旬まで期間限定で提供する。同メロン販売元、キサキ糧穀(帯広)の関係者がアドバイスしながら完成させた“公認カクテル”として、来年以降も夏のメロン出荷時期に提供する考え。
帯広メロンの赤肉をぜいたくに絞ったオレンジ色のジュースが主材料。女性客を意識し、生クリームを混ぜたデザート風のカクテルも用意した。価格は各1200円。コモドバーアクシスの吉田翔店主は「メロンは玉ごとに糖度が異なり、シロップなどで味を調整しながら作る」と話す。
キサキ糧穀の鬼崎友宏社長は同バーの常連で、吉田店主にカクテル作りを打診したのがきっかけ。来年は、帯広メロンの出荷が始まる7月下旬からカクテルを提供するとしている。(伊藤正倫)