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北海道150年 十勝の今、未来を知る、熱気球に歓声

熱気球の搭乗体験で笑顔を見せる子どもたち(28日午前9時10分ごろ)

 北海道命名150年に合わせた家族向けイベント「とかちのむかし・いま・みらいを知り学ぼう!」(十勝総合振興局主催)が28日、帯広市内の緑ケ丘公園などで始まり、来場者は熱気球の搭乗体験などを楽しんだ。29日まで。

 熱気球は上空から十勝の「いま」を見てもらうのが狙い。上士幌町の北海道バルーンフェスティバル組織委員会(竹中貢委員長)の協力で、高さ約30メートルまで上がり5分ほど係留する。

 この日は予定より早い午前7時半から開始。午前10時半までに150人以上が体験した。市内から家族4人で参加した小竹結都さん(6)は「観覧車や家が小さく見えて楽しかった」と話していた。

 帯広百年記念館2階では、「むかし」として道や十勝の歴史を振り返るパネル展を展開。松浦武四郎の「北海道国郡検討図」レプリカや、昭和ナツカシ館(帯広、参納弘義館長)所蔵の大正から昭和のおもちゃや広告画など100点余りが人気を集めた。

 「みらい」は、鹿追町の協力で新エネルギー施設「バイオガスプラント」を見学した。百年記念館前からシャトルバスを運行する形で催された。

 29日は展示が午前9時~午後3時、熱気球が午前8時~同11時(雨天中止)、新エネ見学は午前10時出発。
(佐藤いづみ)

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