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帯広農業高が豆乳ヨーグルトの商品開発着手 ヘルシーDO取得へ

ヨーグルトを試食し、意見を出し合う生徒

 帯広農業高校(二木浩志校長)食品科学科は今年度、「豆乳ヨーグルト」の商品開発を進めている。ビートオリゴ糖とも呼ばれる「ラフィノース」を配合し、この食品機能性を分かりやすく伝えようと道独自の認定制度「北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)」の取得を目指す。

 商品開発に取り組んでいるのは、同科地域資源活用班の3年生7人と2年生8人。豆腐など製造販売の「中田食品」(帯広)の豆乳を使い、商品化に向けて試作を重ねている。

 ラフィノースは腸内の善玉菌の餌になり、便通改善などの効果・効能が認められている。ビートなどに含まれ、ビート1キロ当たり1グラムほどしか含まれていない貴重なオリゴ糖。今回は日本甜菜製糖(本社東京)が応援している。

 11日には同校で「ヘルシーDo」を学ぶ説明会が開かれた。フード特区機構の金澤敬子さん、遊佐真理子さんが講師を務め、認定までの流れや条件を説明。対象要件として機能性素材(今回の場合はラフィノース)が北海道で製造されていること、定量含まれていることなどを学んだ。

 その後、市販と開発中のヨーグルトを食べ比べ、意見を交換した。3年生の浦瀧光さんは「詳しくヘルシーDoを知ることができた。取得に向けて頑張りたい」と話した。
(松田亜弓)

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  • フード特区機構のスタッフから説明を受ける生徒

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