スモモづくしの一日を堪能 更別ですももの里まつり
【更別】「十勝さらべつすももの里まつり」(村観光協会主催)が20日午前10時から、どんぐり公園内のすももの里(村更別南4線)で開かれた。スモモの木が植えられた公園内で大勢の家族連れが花を眺めたり、加工品を味わったりとスモモづくしの一日を堪能した。
すももの里には3ヘクタールの土地に約1000本のスモモの木が植えられ、毎年、開花時期にまつりが開かれている。今年は満開の見頃を過ぎて緑の葉も目立ったが、枝に残った白い花が来場者の目を楽しませた。
天候にも恵まれ、スモモを使ったサイダーやワイン、チーズケーキなどを買い求める人でにぎわった。十勝さらべつ熱中小学校や、更別農業高校の生徒も出店して接客に当たった。ジャグリングショーなどのステージイベントも盛り上がった。
村内の茶道サークルによる茶席も設けられた。村内の服部有紀子さん(46)は散りゆく花びらを見て「お茶を飲みながら風情があっていい」と話し、息子の岳(たける)ちゃん(5)は「スモモのヨーグルトを食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。(高津祐也)