更別でフローズンパンツカフェ開店
【更別】凍らせたジーンズを展示した「フローズンパンツ・カフェ」が9日朝、ファミリーパークさらべつ(村勢雄519)の駐車場にオープンした。霧氷の撮影に訪れたカメラマンや村民がコーヒー、地場産のジャガイモを使ったみそ汁で体を温めた。13日まで、朝の2時間(午前6時半~同8時半)だけ営業する予定。
フローズンパンツは水に浸したジーンズを外気で凍らせる米国発祥の遊び。カフェは村のPRとともに、近くにある霧氷のビュースポットを訪れる人に体を温めてもらおうと、大人の社会塾「十勝さらべつ熱中小学校」の亀井秀樹事務局長(36)が企画した。
会場にはキッチンカーを置き、固まったフローズンパンツを十数本用意しテーブルの脚に使うなど、ユニークに飾り付けた。初日は氷点下20度近くまで冷え込む中、札幌からの人も。帯広市のパート佐藤真悠さん(29)は「朝日で霧氷が輝いて幻想的。クリームで霧氷が描いてあるコーヒーを飲んで、少し体が温まった」と話していた。
悪天候の場合は中止。問い合わせは熱中小事務局(0155・66・4554、090・3111・4554)へ。(深津慶太)