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「ますやカップ」新商品候補18種の試食に450人

18種の新作候補の中から好きなパンを選ぶ一般参加者

 パン製造販売の満寿屋商店(帯広、杉山雅則社長)の一般参加型社内コンテスト「ますやカップ2018」決勝戦が3日、市内のとかちプラザで開かれた。過去最多の450人が試食して投票。新商品部門は「蒸鶏とグリーンソースのサンド」など3品をエントリーした、岡田昌樹さんと小森憲一さんのチーム「B-Suto(ビースト)」が優勝した。上位品は商品化の予定。

 社内職人の技術向上と商品開発への思いを消費者にも知ってもらおうと始めた。3年ぶり4回目。「新商品開発」や接客技術を競う「販売」、デザイン力の「POP」など5部門で、1月に準決勝を行った。

 新商品部門は、6チームが3品ずつ作った一口サイズの試食品を、参加者が一定数食べ、味や見た目など4項目を評価し、合計得点で競った。ビーストの蒸鶏-はホウレンソウベースのソースとトマトを生地にも練り込んだパンに鶏を入れたサンド。岡田さんは「試作を何度も重ねた自信作」と話していた。

 2位は東京本店の杉本麻希店長代理と林萌子さんの「東京カブレタ娘」。3品のうち、ゆずをふんだんに使った「パリパリゆず塩チキン」は試食会の途中でなくなる人気ぶりだった。

 家族7人で試食した帯広市の自営業、清野悦秀さん(35)と息子の智也君(帯広・若葉小1年)は「パンはおいしいし、楽しい」と笑顔だった。(佐藤いづみ)

 他部門の優勝は次の通り。(敬称略、名前の後は店舗名)

▽販売=チーム「かとざき」(加藤遥・ボヌール、江崎衿花・トラントラン)
▽ピッツァ=須藤耀弥(ボヌール)
▽めで鯛=泰地静香(麦音)
▽POP=石久保なつみ(ボヌール)

関連写真

  • 準優勝した「東京カブレタ娘」の杉本店長代理と林さん(右から)

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  • 会場からすぐになくなった準優勝チームの「パリパリゆず塩チキン」

    会場からすぐになくなった準優勝チームの「パリパリゆず塩チキン」

  • 優勝チームの一押しの「蒸鶏のグリーンソースのサンド」

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  • 18種の新作候補の中から好きなパンを選ぶ一般参加者

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  • 「ますやカップ」新商品候補18種の試食に450人 6

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  • 各チーム、新商品のアピール、多くの人が投票のため試食に訪れた

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  • 「ますやカップ」新商品候補18種の試食に450人 8

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  • 「ますやカップ」新商品候補18種の試食に450人 9

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  • 優勝した新作商品を持ち喜ぶ岡田主任と小森さん(右から)

    優勝した新作商品を持ち喜ぶ岡田主任と小森さん(右から)

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