初開催の三十路式に200人
十勝管内の中高校を卒業した1987、88年生まれの30歳が節目を祝う「三十路式」が3日、ホテル日航ノースランド帯広で開かれた。スーツやフォーマルワンピースに身を包んだ約200人が参加。各テーブルで会話に花を咲かせ、旧交を温めた。
帯広市内でカフェバーを共同経営する帯広三条高出身の篠原裕貴さん(30)と久田佳宏さん(同)が呼び掛けた。同窓会の話から発展し、手作りの式として初めて開いた。管内ほぼ全ての高校の出身者が集まり、遠くは神戸や海外からの参加者もいた。
最初に篠原さんが「参加したみんなのおかげで出来上がった式。楽しみましょう」とあいさつ。アトラクションとして、同級生らが寄せた野菜セットや温泉宿泊券などが当たる抽選会も行われた。
市内から参加した吉田郁久美さん(30)は「なかなかない催しで楽しい」と感謝。久田さんは「人とのつながりはSNSだけじゃない。旧知の友の近況などを語り合って楽しんでほしい」と話した。(折原徹也)