まちなかでランタン点灯 来月リンク造成
帯広市内中心部(西2南9)にスケートリンクを造成し、まちの活性化につなげる「TOKACHI ICE PARK プロジェクト」(同実行委主催)は16日、リンク造成前のプレイベントを開催した。約300個の紙袋ランタンに明かりを灯(とも)し、プロジェクトをPRした。
冬のまちなかのにぎわい創出や、来年の平昌冬季五輪開幕を前に、スケート王国十勝から選手を応援することなどを目的に企画。プレイベントは、スケートリンクを作る前に活動をより多くの人に認知してもらうため実施した。
この日、午後4時半から紙袋のランタンを点灯。来場者は温かい色の光を放つランタンを写真に収めたり、ゆったりと観賞したりしていた。7歳の娘と池田町から訪れた主婦の神森有紀さんは「ランタンもきれいだった。(このイベントを)もっと多くの人に知ってもらいたい」とプロジェクトの今後に期待を寄せた。
会場では、午前11時ごろから移動販売のキッチンカーでタコスや豚汁などを販売。会場内にステージを設け、地元のアーティストが歌声を披露した。
400平方メートルのリンク作りは年明けからの作業開始を予定し「早ければ1月中旬のオープンを目指したい」(山中大輔委員長)。協賛金は現在も募っている。問い合わせはcafeW(0155・67・4437)へ。(牧内奏)