高倉健展、関連グッズも人気
道立帯広美術館で開催中の追悼特別展「高倉健」(同館など主催、11月12日まで)では、展覧会と併せ、館内のミュージアムショップ(売店)も来場者でにぎわっている。
ミュージアムショップは同館ボランティアの「しらかばの会」(大河原茂美会長)が運営。今展では高倉さんにまつわるグッズを取り扱っている。
同ショップの武内フミ子さんと秡川京子さんによると、一番の売れ筋は「健さんの愛した珈琲」(1000円)。九州のコーヒー販売専門店「珈道庵」が製造する商品で、「無類のコーヒー好きとして知られた高倉さんが生前、お店(珈琲庵)から取り寄せていたもの」という。
このほか、映画ロケが行われた夕張市で作られ、映画名を商品名とした「幸福の黄色いハンカチ」(600円)や、約30種類のポストカード(160円、200円の2種類)も人気。いずれも会場での限定販売で、同展の鑑賞を終えた健さんファンらがお気に入りを買い求めている。
会期中は館内の喫茶コーナーで「健さんの愛した珈琲」を飲むこともできる(350円、チョコレートとチーズ付き)。(石川友史)