東京五輪特別仕様ナンバー、申し込み受け付け始まる
国土交通省が2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を記念して導入する、車のナンバープレートの事前申し込み受け付けが4日に始まった。大会のエンブレムや図柄が入った特別仕様。帯広運輸支局にも当初2日間で8件の予約があり、十勝でも応援熱が高まっている。交付開始日は10月10日。
4月に交付が始まった19年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のナンバーに続く第2弾。デザインは右上に大会エンブレムが付いたものと、エンブレムに加え、プレート全体に背景の図柄が入ったタイプの2種類。図柄は未来に向かう光をイメージした。オリンピックとパラリンピックの各エンブレムが付いた2枚一組で交付する。
図柄入りのナンバープレートは、交付料金のほかに1000円以上の寄付が必要。寄付金はリフト付きバスの導入など交通サービスの改善に充てられる。
取り付けは新車や中古車の購入時のほか、使用中の車でも可能。帯広運輸支局では4、5の2日間で8件(寄付あり、寄付なし各4件)の申し込みがあり、いずれも軽乗用車という。同支局は「十勝でも盛り上がるきっかけになれば」と期待している。
交付手数料は運輸支局ごとに異なる。帯広では前後2枚セットで、ナンバーが「8」の特種用途自動車と「9・0」の大型特殊自動車・営業車が8290円。それ以外の自動車は8250円。いずれも大板は1万2530円。申し込みは専用のホームページ、またはディーラーや整備工場で受け付ける。(藤島諒司)