千春さんになりきり熱唱 足寄・のど自慢大会
【足寄】町出身の歌手、松山千春さんの楽曲に限った「歌唱&ものまね」のど自慢大会が20日、道の駅あしょろ銀河ホール21・イベント広場で開かれ、21人の千春ファンが熱唱した。
道の駅前活用推進委員会が初めて企画。地元足寄をはじめ大樹や池田、道内では札幌、函館などからも参加があった。カラオケ風に歌う人、ギターの弾き語り、見た目もなりきって髪をそり、あごひげをアピールする人も。
足寄の江田由美子さん(57)は情感豊かに伸びる声で「雪化粧」を披露。堂々のステージだったが「緊張で震えてました。千春さんの歌が好き。まちおこしとして参加しました」と笑顔を見せた。
優勝は「炎」をギター1本で歌った石川直樹さん(50)=空知管内栗山町=。「千春のデビュー前からのファン、家の中でコピーして歌ってきた。来年もまた来たい」と語った。
この日イベント広場には300人ほどの聴衆が来場。出場者も想定より多く、道の駅前活用推進委員会は「来年も開催する方向」としている。(木村仁根)