知識のチームワークで全国目指せ 科学の甲子園地区予選
中学1・2年生を対象にした「第5回科学の甲子園ジュニア全国大会」の北海道大会地区予選(道教委主催)が19日、道内15会場で一斉に行われた。十勝地区会場(帯広柏葉高校)には管内3中学校から5チームが参加し、道大会(9月10日・札幌)出場に向けて筆記問題に挑んだ。
同大会は「広げよう科学のこころ つなごう友情の絆」のスローガンの下、国立研究開発法人科学技術振興機構が主催し、今年が5回目。道内は122チーム336人がエントリー。十勝を含む各地区の1位チームと、2位の中から得点順の上位3チームの計18チームが道大会に進む。
十勝地区会場では、帯広第四、大樹、鹿追瓜幕各校の1・2年生が3人一組となり、制限時間100分の筆記競技に挑んだ。理科と数学の大設問6問が出題され、生徒たちは仲間と相談しながら懸命に解答を導いていた。
道大会では2つの実技競技を行い、それぞれの優勝チームで6人1チームの北海道代表を編成する。全国大会は12月1~3日、つくば国際会議場とつくばカピオ(茨城県つくば市)で開かれる。(折原徹也)