わんぱく相撲夕張場所 鈴木が優勝
第28回わんぱく相撲夕張場所(6月11日、夕張青年会議所主催)で、鈴木翔大(11)=大樹小6年、十勝相撲道場=が横綱(優勝)に輝いた。30日に東京・両国国技館で開かれる第33回わんぱく相撲全国大会(日本相撲協会など主催)に出場する。
わんぱく相撲は、小学4~6年生が対象で、小学生対象では国内最大規模の大会。全国200地区の予選大会で勝ち上がった選手が、両国国技館の土俵に上がる。
夕張場所の6年生の部には鈴木と川原陸玖(北広島市)の2人が出場。3番勝負が行われ、鈴木は最初の取り組みでは攻めたものの足が先に出てしまい黒星を喫した。しかし、残る2番をともに押し出しで巻き返して2勝1敗で勝利、全国大会への出場権を獲得した。
鈴木は5月に相撲を始めたばかりで、初の大会で町頂点に立った。全国大会へ向け、「しっかり練習して、1つでも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んでいる。(眞尾敦)