4年ぶりの“サプライズ” ドラえもんお目見え 帯広空港
とかち帯広空港に13日夜、人気キャラクター「ドラえもん」の特別塗装機「JALドラえもんJET」が、2013年以来4年ぶりにお目見えした。
中国で人気の高いドラえもんのPRを兼ねて、昨年9月に中国の国際線に投入された機体。ボーイング767-300(提供座席数237席)で、機首部分に「タケコプター」で空を飛ぶドラえもん、機体後部にスカイツリーなど東京の街並み、後部ドアに「どこでもドア」が描かれている。
4年前にも映画のタイアップ企画で帯広空港に就航した実績があり、今回は機材繰りの関係で急きょ羽田線の往復に使用された。
機体は午後7時50分ごろに到着し、同8時半ごろに出発。駐機場では、ペットボトルなどを組み合わせた手製のタケコプターや、ドラえもんの面を付けた整備士らが送り出した。
乗客にとっては思わぬ“サプライズ”で、東京から帰路に乗った市内の保坂寿充さん(41)は「ドラえもんは昔から好きなキャラクター。旅の最後にいい思い出となりました」と話していた。(小縣大輝)