管内国道で白線引き 引き直し作業本格化
十勝管内の国道で、一冬を越えて薄くなった白線の引き直し作業が始まっている。交通安全を守るためにも重要なセンターラインなどの白線が次々と塗り直されている。
白線の引き直しは除雪作業などの影響でセンターラインなどが薄くなる春先に毎年行われている。十勝管内国道の白線引きは帯広開発建設部が3社に発注し、このうち北海道道路整備(帯広、佐々木和彦社長)では今月10日から作業を開始。17日は午前4時ごろから社員ら約15人が参加し、清水町から士幌町までの国道274号のセンターラインを、専用のラインマーカー車を使用して引き直した。同社ではセンターラインを28日までに塗り直したあと、6月以降には同様に薄くなった国道の外側線や、帯広広尾自動車道(帯広ジャンクション-忠類大樹インターチェンジ間)の車線境界線などを引き直す予定。
佐々木社長は「交通安全を守るために重要なセンターラインを急いで引き直していく」と話していた。
(中島佑斗)