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水害予測地図を一新 芽室町が全戸配布

町が新たに作成したハザードマップ。関連情報も分かりやすく示している

 【芽室】町は洪水ハザードマップに避難情報の発令基準などを加えてデザインを一新した。活用してもらうマップとするため、壁などに貼れるよう1枚ものとし、関連用語なども分かりやすく紹介している。12日発行の町広報誌「すまいる4月号」に折り込む。

 片面には芽室川、ピウカ川、美生川の浸水想定区域図と、3月に変更した各河川の避難勧告などの発令基準を明記。新たに設定したエリアメールとめむろ安心メールの発信基準も紹介している。町民が自ら水位を確認できるよう道の水位雨量情報のQRコードも載せた。

 昨年の台風では、避難情報の用語について、町民から「よく分からない」との声が聞かれたことから、「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示」の用語の説明と緊急度を分かりやすく示した。

 A3判両面カラー。秋には河川を管理する国や道がハザードマップを見直すため、変更があれば来年度にも改めて作成・配布する。前回(2014年)配布したハザードマップは「防災とくらしのガイドブック」の中に掲載していた。町総務課は「試行錯誤しながら効果的な手法を考えていきたい」としている。

 町が実施した台風10号に関する住民アンケートでは、ハザードマップについて「見たことがない」との回答が51・3%と半数を超え、家庭で「壁に貼るなど、すぐ見られる状態になっている」は1・8%にとどまった。(澤村真理子)

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