「えだ豆納豆」全国3席 同一商品で3度目入賞 中田園
全国納豆協同組合(本部東京)主催の「第22回全国納豆鑑評会」(京都大会、2月24日)で、納豆など製造の中田園(帯広、中田晴彦社長)が出品した「えだ豆納豆」が大粒・中粒部門で上位3番目の同会長優良賞を獲得した。
えだ豆納豆は1997年に誕生。十勝産大豆「大袖の舞」を使用し、雪の温度帯で細胞を凍らせず、じっくり豆を熟成する独自の「雪温熟成」で製造している。この品で2006年の静岡大会で最優秀、12年の青森大会で優良賞に選ばれている。
今年は全国から201点の出品があり、最優秀1点、優秀6点、優良4点などが選ばれた。道内では5社が入賞、十勝からの受賞は中田園のみ。
中田社長は「京都の嗜好(しこう)に合わせ、豆の白味を出すように心がけた。入賞は従業員らの励みになるし、講評は今後の製造、営業の参考になる。今後も十勝産の良さを全国に広くPRしていきたい」と話している。(佐藤いづみ)
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