十勝食材の新カレーパン 満寿屋が復興応援
パン製造販売の満寿屋商店(本社帯広、杉山雅則社長)は10日から、ブランド牛「十勝清水若牛」や芽室産タマネギなど十勝食材にこだわったカレーパンの販売を始めた。「トラントランますや」(市内西3南12、帯広駅エスタ西館)と東京本店の2店限定。
カレーパンは1950年の同社創業時からある定番品。新たに売り出したのは「十勝産食材を使った新カレーパン」で、小麦や卵、砂糖、イーストも十勝産を使用した。同社の守内秀樹主任は「スパイスにもこだわったおいしい逸品になった。昨年の台風では清水や芽室で被害を受けた農業者も多い。そうした産地の食材を使った良い品を道外客や観光客などに広く発信し、復興をアピールできれば」と話す。
販売価格はトラン-が1個160円、東京が同280円。(林佐織)