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まちづくりアイデア続々 帯広市議と高校生が意見交換

まちづくりについて意見を交わす高校生と市議

 帯広市議会(小森唯永議長)と高校生の意見交換会が28日、市内のとかちプラザで開かれた。選挙権年齢の引き下げを受けて昨年から始まった取り組みで、市内7校の生徒26人と市議14人が帯広のまちづくりなどについて話し合った。

 市民の声を議会活動に生かすために行っている「お出かけ意見交換会」の一環。市議と生徒が7グループに分かれ、ワークショップ形式で意見を交わした。

 まちづくりへの意見・要望では、バス路線の充実や除雪の改善、高校生が遊べる場所の整備などが挙げられた。また、高校で国政については学んでも、市政に関する授業がないことを疑問視する声もあった。

 中村涼葉さん(帯広三条高2年)は「緊張したけど、(市議に)聞く姿勢があったので話しやすかった。機会があればまた参加したい」と振り返った。中村さんは市職員を目指しているといい、将来は市議と一緒にこの日挙がった課題の解決に当たることを楽しみにしている。

 佐々木勇一副議長は「高校生が帯広のまちのことを真剣に考えていて頼もしく感じる。若さと行動力でまちを盛り上げてもらいたい」と期待した。(丹羽恭太)

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