トップ選手の指導に笑顔広がる 清水で陸上教室
【清水】幕別町出身の福島千里選手ら北海道ハイテクAC所属のトップアスリートを招いた「スポーツチャレンジ教室~陸上教室」(道主催、清水町教委・NPO法人清水町体育協会協力)が19日、町体育館で開かれ、町内の小学生が張り切って体を動かした。
道が2011年から取り組む広域スポーツセンター指導者派遣事業の一環。1~5年生48人が参加し、福島選手、北風沙織選手、竹田小百合選手、吉岡佳菜絵マネジャー、中村宏之監督が指導に当たった。
学年ごとに、幅跳びやジャベリックボールなど実際に選手が取り組んでいる練習に挑戦。福島選手は5色のプラスチック製の輪を床に並べ、「赤い輪だけを進む」「黄色の輪でしゃがむ」など遊び感覚で楽しめるトレーニングを指導。「上手」「惜しい!」と声を掛け交流していた。最後は選手と子どもたちのリレー対決で盛り上がった。
清水小5年の佐藤明風君(11)は「幅跳びの練習が楽しかった」と話していた。(澤村真理子)