ワイン城でウエディングはいかが? 池田町観光協会が事業開始へ
【池田】町観光協会(高森一郎会長)は、ワイン城を結婚式場などとして活用する事業に乗り出した。同協会が相談窓口となり、ウエディング会社や食事提供の業者を紹介。ワイン城の新たな魅力を発信する。
「池田ワイン城ウエディング」のパンフレットを5000部印刷。「花嫁はその日、ワインの国の王妃となる」というキャッチフレーズを載せ、洋風の建物を「幸せを祝福する舞台」としてアピールする。
パンフレットは「いい夫婦の日」の11月22日に町内に新聞折り込みで配布する他、ワイン城に置いてアジアからの外国人観光客らにPRする。北海道観光振興機構(札幌)の補助金50万円を活用した。
実証事業として同協会は関係者を集めて8月にワイン城の屋外で食事するガーデンパーティー、9月には結婚式を開いた。町商工会青年部も結婚式の実証に取り組んでいる。
同協会はフォトスタジオや地元シェフの紹介などに当たり、結婚式の主催はウエディング会社が担う。既に札幌の会社が興味を示し、貸衣装やアクセサリー、ヘアメイク、撮影などで17万8000円という具体的プランもある。
式だけでなく、食事会や撮影会場としての利用も想定され、同協会は「地元の人にもワイン城を利用してもらいたい。希望に添ったコーディネートのお手伝いをしたい」(佐藤恒平事務局長)としている。
(関坂典生)
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