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スケート日本ナショナルチーム、帯広市教委を表敬訪問

八鍬教育長(左)に意気込みを語った日本ナショナルチームのウィットHC(左から2人目)、ダークスHC(同3人目)、湯田淳部長(同4人目)ら

 ナショナルトレーニングセンター(NTC)の強化拠点施設として明治北海道十勝オーバルを中心に帯広で年間を通じて練習を行っているスピードスケートの日本ナショナルチームは12日、市教委の八鍬祐子教育長を表敬訪問した。2018年の韓国・平昌オリンピックに向けて「メダル獲得を目指して選手を強化している」と報告した。

 この日は日本スケート連盟スピード強化部の湯田淳部長と黒岩彰副部長、ナショナルチーム・スプリント(短距離)ヘッドコーチ(HC)のロビン・ダークス氏、同オールラウンド(中長距離)HCのヨハン・デ・ウィット氏(いずれもオランダ人)が訪れた。

 昨年、今年と2年連続でスケート強豪国のオランダ人がヘッドコーチに就任。日本人選手が世界レベルで互角に戦う力をつけることを目指し、年間を通じて帯広でトレーニングに励んでいる。

 ウィットHCは「チーム最大の目標である平昌オリンピックでのメダル獲得に向け、さまざまな好条件に恵まれた帯広で選手たちを強く育てていきたい。結果を出して地域に恩返ししたい」と意気込みを語った。

 八鍬祐子教育長は「良質なリンクを整備することに責任感を感じている。選手たちには帯広で新しい記録を出してほしい」と激励した。(藤島諒司)

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