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街中に花を 帯広で花いっぱい運動スタート

花いっぱい運動の広がりを願い、種の付いた風船を空に放つ参加者(26日午前10時半ごろ、折原徹也撮影)

 帯広の街中を花や緑で包む「花いっぱい運動2016」(推進会議主催)が26日、JR帯広駅前で始まった。駅北ロータリーの植樹升にサルビアやセンペルビュームなどの宿根草を植え、観光客や地域住民に潤いを与える。

 同運動は行政や地域住民、企業が一体で進める緑化事業で、2014年にスタート。今年はロータリー内の植樹升9カ所とハルニレのシンボルツリー付近に、宿根草約400株を植えた。

 午前10時から同駅でオープニングセレモニーが開かれ、関係者約150人が出席。推進会議委員長の佐々木大輔帯広駅長が「帯広は北海道ガーデン街道の拠点。花がいっぱいとの街のイメージをつくりたい」、同会議顧問の林光繁十勝毎日新聞社会長・主筆が「企業と市、市民の3者が手を携え、運動を進めていきたい」とあいさつした。

 続いて、佐々木駅長や林顧問、前田正明市副市長、藤本長章帯広商工会議所副会頭、小森唯永市議会議長、後藤健二帯広観光コンベンション協会副会長、協賛企業代表の山川仁北海道銀行帯広支店次長、帯広小6年の高木翔太君と有働莉里さんの9人が、植樹升にセンニチコウを記念植樹した。同運動の広がりを願い、白花カスミソウの種が付いた風船約200個を空に放った。(池谷智仁)

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