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春山シーズン到来 日高山系伏美岳

残雪が残る斜面を登る登山者。奥は芽室岳(18日、日高山系伏美岳で。塩原真撮影)

 帯広市と芽室町の境界線に位置する日高山系伏美岳(1792メートル)では、春山シーズンを迎え管内外から多くの登山客が訪れている。春ならではの雪化粧をまとった山岳風景が登山者を楽しませてくれる。

 同岳は登り2時間15分、下り1時間半ほど。頂上からは、日高山脈の最高峰・幌尻岳や札内岳をはじめ、大雪山系や十勝平野の眺望も楽しめることで人気がある。

 雪に閉ざされていた同岳の登山口に通じる林道は、この1週間で雪解けが進み、18日は青空が広がる絶好の登山日和に。平日にもかかわらず札幌ナンバーの車も並ぶなど管内外から数組の登山者が入山。冬の名残と春の訪れを感じながら、残雪を踏みしめていた。

 20年近く毎年この時期に同岳を訪れている、音更町の森脇京子さん(57)は「いつもより雪が多く登頂に苦労したが、頂上からの展望は素晴らしいの一言。特にこの時期のカール(氷河の浸食作用でできた谷)はきれい」と満面の笑顔で話していた。(藤島諒司)

日高山系伏美岳で。2016年5月18日撮影。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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