議会だよりもスマホでチェック 士幌
【士幌】町は、町議会が年に4回発行する議会広報紙「議会だより」を、スマートフォンやタブレット端末からでも手軽に閲覧できるようにした。
町が昨年11月に導入した、全国約300自治体の広報紙を閲覧できるアプリケーション(アプリ)「i広報紙」を活用。町のホームページ上でも議会だよりを掲載しているが、スマホの普及や読者層を若い世代に広げていくことを狙いに、16日からサービスを開始した。今回は2月発行号で、3カ月ごとの配信となる。
毎月末に発行する「広報しほろ」と毎月中旬に発行する「役場だより」も閲覧でき、同アプリの利用者のうち120人が士幌を「お気に入りの自治体」として登録している。町総務企画課は「冊子をめくる感覚で、気になった記事の切り取りやバックナンバーの閲覧なども自由にできる。町内外に住む若者らの目に触れ、士幌の議会や町の取り組みに興味を持つ人が増えれば」と期待している。
十勝では広尾町が同様のアプリを導入しており、広報紙「広報ひろお」を配信している。(小縣大輝)