徳島との交流の証しいっぱい、勇足小 まちマイ本別
勇足小学校(吉藤清孝校長、児童48人)の校長室前には「立江小コーナー」と銘打ち、わらの筒に狸の置物、花火の写真が所狭しと飾られている。
立江小は現・徳島県小松島市にある。1897年、当時の立江村長、東條儀三郎村長率いる開拓移民が勇足地区に入植した縁で、両校は1991年に交流を開始し、隔年で相互に訪問団を派遣している。2000年には姉妹校になった。
「今の児童の親も訪問経験がある人もいる。互いに行き来する中で、特産品などの土産物をプレゼントしあっている」と吉藤校長。
吉藤校長によると、狸の置物は宮崎駿アニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」のモデルにもなった「阿波狸合戦」にちなんだ品。わら筒は地域伝統の「吹筒花火」で、訪問時に児童にも小さなタイプのものがプレゼントされるという。(佐藤いづみ)
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