子どもたちに感謝 バレンタイン企画 池田高ボランティア部
【池田】池田高校ボランティア部(渡邉風佳部長)の3年生は13日、町内の小学生を対象に「ドキドキ ワクワク バレンタイン」と題したイベントを町内中心部の交流スペース「Ponte(ポンテ)」(町大通4)で開く。卒業を間近に控えた3年生9人が、これまで交流してきた町内の子どもたちに感謝とお別れの意味を込め、一緒にお菓子作りを楽しむ。
同部は昨年9月の「ポンテ」オープン以降、毎週開かれていた「放課後サロンエルム」で町内の小学生と交流を続けてきた。「たくさんの子どもたちと鬼ごっこなどを一緒に楽しんだ」と小針宏聖君。冬季はサロンを休止しているが、「最後にみんなで思い出をつくりたい」(市川美玖さん)とイベントを開催することにした。
当日はバレンタインデーにちなんでチョコレートを使ったお菓子作りを予定。渡邉部長は「何を作るかは来てからのお楽しみ。ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。午前9時半からと、同11時からの2回で各10人ずつを募集する。先着順。参加費は500円。
同部の3年生のうち5人は大学や短大に進学した後、将来は保育士を目指しており、子どもたちと交流する中で意欲を強くした生徒もいる。顧問の舘山宏美教諭は「3年間、いろいろな経験を通じて生徒を育てていただき、地域の方に感謝している。恩返しとして、楽しくおいしいイベントにしたい」と話している。
イベントの申し込み・問い合わせは町商工会(015・572・2315)へ。(末次一郎)