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例会100回目の節目祝う 池田町ワイン友の会

ビンテージワインを味わう参加者。左が伊藤会長

 【池田】ワインに関する知識を深め、十勝ワインを応援する「池田町ワイン友の会」(伊藤健輔会長)は16日、通算100回目の記念例会をワイン城のレストランで開いた。会員ら42人が参加、貴重なビンテージワインを味わいながら節目を祝った。

 同会は1982年、1945年以降に生まれた商工会青年部員や町職員らを中心に発足。世界のワインのテイスティングや、ワインに関する文化や歴史などを学ぶ例会を年3、4回のペースで開いている。ブドウの収穫作業や町のイベントに協力、「十勝ワインヌーボ祭り」も主催していた。現在の会員は商工会関係者、役場職員やOB、農業者ら55人。

 この日は総会で事業計画などを決めた後、同会発起人の1人で元町ブドウ・ブドウ酒研究所長の大井勝海さんが、会の設立経過やワインのネーミングについて講演。同じく発起人の片桐修平さんは「町の活性化や十勝ワインの助力になればと活動してきた」と振り返った。

 続いて会が発足した当時に醸造されたセイオロサムの白(85年)と赤(82年)、清見(82年)、アムレンシス(87年)の4種類のビンテージワインを試飲。参加者は「30年たっても力強い」「当時と比べてまろやかになった」などと感想を話しながら味わった。

 伊藤会長は「十勝ワインはわれわれにとって誇り。次の100回に向けて会を盛り上げていきたい」と話していた。(末次一郎)

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  • ビンテージワインを前にあいさつする伊藤会長

    ビンテージワインを前にあいさつする伊藤会長

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