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ちぎり絵のドレスで55年目の結婚式

折り紙やちぎり絵のウエディングドレスで「結婚式」を行った千佐さん夫妻

 帯広市の千佐(ちさ)正夫さん(85)、八重子さん(80)夫妻の「結婚式」が27日、共に利用しているデイサービス施設「ツクイ帯広西」(紅露秀樹施設長)で行われた。ちぎり絵を使った手作りウエディングドレスが目を引く中、参加者は2人の結婚55周年を祝福した。

 同施設で4月からちぎり絵を教えている市内の飯塚節子さん(67)が式の開催を発案した。飯塚さんと施設利用者が週2回、教室の時間を利用して紙の花を折ってはシーツに貼っていき、半年かけてドレスを作り上げた。胸部分などの柄はちぎり絵で飾られている。美容師でもある飯塚さんが、八重子さんのメークや着付けなども担当した。

 純白のドレスに身を包んだ八重子さんは、正夫さんと腕を組んでバージンロードを歩いて入場。施設利用者も紙吹雪をまくなどして祝った。施設職員が神父役を務めて行われた結婚式で、2人は互いを伴侶として生涯愛することを誓い合った。(大谷健人)

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