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今年産十勝ワインの仕込み開始 池田

収穫した十勝ワイン向けのブドウ「清見」の選果作業に当たる町ブドウ・ブドウ酒研究所の職員ら(22日午前9時半ごろ)

 【池田】今年産のブドウを使った十勝ワインの仕込み作業が22日、町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)で始まった。ブドウの甘酸っぱい香りが広がる中、同研究所職員らが手作業でブドウを選果し、発酵タンクに送り込んだ。

 この日は、仕込み始めの安全祈願を執り行った後、21日に町内で収穫したワイン向けブドウ品種「清見」2トンを受け入れた。ブドウは、ブドウの粒が付いている小さな枝(梗=こう)を取り除く機械にかけられ、さらに職員らが手作業で、青い粒や残った梗を取り除く選果に当たった。

 選果されたブドウはホースで発酵タンクに送り込まれ、今後、1、2週間ほど発酵し、樽(たる)詰めされる。作業服姿で職員と一緒に選果に当たった勝井勝丸町長は「今年はブドウの出来がとても良い。ワインも最高のグレートビンテージになれば」と期待を込めていた。

 今回仕込んだブドウは、およそ2000本分のワインに醸造され、発売されるのは2017年以降となる見通し。(井上朋一)


◆池田町ブドウ・ブドウ酒研究所について
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所-公式ホームページ

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