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水しぶきに歓声、林道ステージ ラリー北海道

【レグ1SS2・全日本】豪快な水しぶきを上げ、高速で走り抜ける新井敏弘のスバルWRX STI(19日午前9時40分ごろ、折原徹也撮影)

 【陸別】国内唯一の国際ラリー「ラリー北海道2015」(アジア・パシフィックラリー選手権=APRC、全日本ラリー選手権第7戦)の林道ステージが19日午前、陸別町などで始まった。国内外から集まった55台が20日まで、秋の十勝野を駆け抜ける。

 14年目を迎える今年は、昨年までの管内5市町(帯広、陸別、足寄、本別、音更)に加え、池田町内にも新たにスペシャル・ステージ(SS)が設けられた。

 18日は北愛国交流広場で開会式が行われた後、隣接する札内川河川敷でSS1があり、エントリー61台のうちAPRC22台、全日本33台が出走した。19日は早朝から陸別と足寄などで計10本のSSが行われた。

 陸別サーキットでのSS2は午前8時28分、雨の中でスタートとし、ラリーカーが豪快に水しぶきを上げる「ウォータースプラッシュ」ポイントには、100人を超えるファンが集まった。雨脚が強まるにつれコースが荒れ、ラリーカーの挙動が乱れるたびに観客のボルテージは高まった。

 自身もモータースポーツ経験のある鹿追町の会社員北村耕一さん(40)は長男匠ちゃん(5)と2人で来場。大好きなラリーカーの泥だらけの雄姿に釘付けの匠ちゃんの様子をうれしそうに見詰め、匠ちゃんは「ウォータースプラッシュがすごい」と興奮していた。(丹羽恭太)


◆ラリー北海道について
ラリー北海道-公式ホームページ

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