ラリー北海道あす開幕 公式車検始まる
十勝を舞台にした「ラリー北海道2015」(アジア・パシフィックラリー選手権第5戦・全日本ラリー選手権第7戦)が18日午後にスタートする。開幕を前に、17日午前8時半からは三洋興熱(笹井祐三社長)のスーパーピット中央店(帯広市西8南9)で出場車両の公式車検が始まった。
競技は18~20日の3日間、帯広、音更、池田、本別、足寄、陸別の6市町の林道などを舞台に繰り広げられる。初日は午後4時45分から、拠点となる帯広・北愛国サービスパーク(北愛国交流広場)で開会式があり、その後、隣接する札内川河川敷のスペシャルステージで競技が始まる。
公式車検は、ラリーに親しんでもらうために2008年から一般公開されている。ファンが見守る中、出場車両は公道走行と競技参加の両方の規定・法規に合致しているかどうか、300項目以上に及ぶ検査を受ける。
ラリー仕様に改造した自車を、関連イベントの「レプリカ車両展示」に出展するほどのファンという市内の会社員宮田悠也さん(24)は「競技車両をこんなに身近に見られるのはラリーだけ」と話し、ラリーカーが車検を受ける様子を熱心に見ていた。
車検は18日(午前9時~正午)も同店で行う。(丹羽恭太)
◆ラリー北海道について
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