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シーニックカフェちゅうるい4日オープン 幕別

部会のメンバーが撮影した写真で作ったポストカード。限定でプレゼントされる

 【幕別】日高山脈と周辺の農村風景が一望できる「シーニックカフェちゅうるい」(町営忠類共栄牧場内)は、4日午前10時に今季オープンする。今年は開設10年目を迎えることから、オープン当日は先着50人にフォトポストカードをプレゼントするほか、開設日を例年より増やす計画もある。

 シーニックカフェちゅうるいは2006年にオープン。7~9月の土、日曜日の季節開設で、運営は民間の「シーニックバイウェイ南十勝夢街道忠類地域部会」(武内悠紀夫部会長)が担っている。

 あずまやや仮設トイレ、椅子、テーブルなどが設置され、地域住民がボランティアで会場に詰めてコーヒーなどを提供する。期間中は地元の演奏家を中心にコンサートなども多く企画され、音楽を聴きながら景色も楽しめる。

 今年はオープン初日、部会員などが撮影した南十勝の風景フォトポストカード3枚一組を先着50人に贈呈するほか、午後1時からは忠類地域の男性らで構成する「おやじ3」のコンサートも開かれる。

 3月に高規格道帯広広尾自動車道が延伸し、忠類インターチェンジ(IC)もできたことから、同部会では同カフェへの来場者が増加すると期待。初の試みとして、7、9月は土・日以外の祝日も開設する計画とし、シーズンは例年より多い30日間と設定している。

 昨シーズンの来場者数は2440人で、3年ぶりに2000人台を突破した。武内部会長は「壁に囲われた施設ではないので天候に左右されるが、ここから見える景観は来場者の評価が高い。さらに発展させられるよう運営していく」と話している。

 開設時間は午前10時~午後3時(雨天は中止)。問い合わせは事務局(01558・8・2141)へ。(佐藤いづみ)


◆シーニックカフェちゅうるいについて
シーニックカフェちゅうるい-幕別町観光物産協会ホームページ

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