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火渡りで無病息災願う 本別・赤不動院

炎の中を走り抜ける棚村副住職(左)と行者ら(28日午後0時15分ごろ、金野和彦撮影)

 【本別】真言宗醍醐派の赤不動院(棚村憲昭住職)は28日、同院近くの本別川河川敷で毎年恒例の火渡り祭を開いた。山伏行者が燃える火の上を渡る荒行に臨んだ他、一般の参拝者たちも素足でおき火の上を歩いて渡り、無病息災などを祈願した。

 同院は1998年にこの荒行を復活させ、毎年この時期に実施して18回目。管内だけでなく道内各地から参拝者が集まり、この日は約400人が参加した。

 不動明王本尊や護摩壇を設けた会場では行者15人が儀式に臨み、無病息災などを祈る願文(がんぶん)を読み上げた。たいまつの火が護摩壇に付けられると白い煙が勢い良く吹き出し、火柱が上がった。

 火渡りでは同院の棚村慶秀副住職が祈祷(きとう)札を抱えて燃え盛る火の中を最初に渡り、続いて行者4人が走り抜けた。参拝者もおき火の上を手を合わせながら歩いていた。棚村住職は「火渡りの御利益は大きい。一心に祈ると必ず願いは成就するはず」と話していた。(井上朋一)

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