「豆の町」PR 本別で豆まかナイト初開催
【本別】「豆の町・本別」をPRする初のイベント「第1回ほんべつ豆まかナイト」(町商工会主催、同商工会青年部主管)が1月31日、津村会館(北4)で開かれ、町産の豆を使ったユニークな催しが多彩に繰り広げられた。
メーンイベントの豆まきは、事前におはらいをした大豆を大勢で一斉に鬼にぶつける企画で、幼児からお年寄りまで約150人が参加した。「日本一の豆の町で日本一の豆まきをしよう」との掛け声でスタート。ゴーグルをかけた参加者が「鬼は外、福は内」と叫びながら次々に登場する鬼に力いっぱい豆をぶつけ、無病息災を祈った。
鬼は商工会青年部員や本別消防署員らが扮(ふん)し、体のラインを強調した「セクシー鬼」や「鬼嫁」(商工会青年部夫人)なども登場、参加者の笑いを誘った。ミラーボールが輝き、アップビートの音楽が流れる中、約30分で400キロの豆が乱れ飛び、会場は熱気と一体感に包まれた。
参加した町内の真鍋清美さん(35)は「豆がぶつかって痛かったけれど、今年はいいことがありそう。来年も続けてほしい」と話した。
会館前駐車場で開かれた「祈願!豆あび」では町内外の10人が参加。安産や豊作などの願を掛け、滝のように落ちてくる10キロの豆を豪快に浴びた。
イベントを企画した同商工会青年部の岡崎慶太部長は「参加者の笑顔を見て、開催して良かったと思った。来年も独自のイベントを企画し、町の活性化に生かしたい」と語った。(鈴木裕之)
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