20回記念誌を発刊 とかち絵手紙の会
今年8月に20回目の「絵手紙たなばた祭り」を開いた「とかち絵手紙の会」(津島民子会長)は、記念誌「とかち絵手紙の会 20年のあゆみ」を作製した。
同祭りは、1993年に絵手紙全国大会が十勝で開かれた際、絵手紙の講習に参加した愛好者が95年7月に藤丸で作品を展示したのが始まり。97年には管内のサークルが集まり、「絵手紙の会」が発足した。
記念誌はA4判カラーの27ページ。会に所属する絵夢の会の速水英治代表が編集委員長を務め、20回の歴史や会の活動を振り返る写真、会に加盟する10のサークルや個人会員計96人の作品を掲載。会場として協力してきた藤丸の藤本長章社長、帯広郵便局の笠島正人局長、全国の絵手紙団体の関係者らが祝いのコメントを寄せている。
津島会長は「パソコンや携帯電話のメールが主流の時代だが、絵手紙を通じて筆を執って思いを伝えることの大切さを広めていけたら」と話している。記念誌は帯広市図書館に寄贈した。(大谷健人)