道の駅で手作りみそ販売開始 大樹
【大樹】手作りみそを製造・販売する町民有志グループ「みそ本舗大樹」(白幡美代子代表)が21日、道の駅・コスモール大樹で大樹産青大豆をふんだんに使った「まごころ味噌」の販売を始めた。化学調味料や添加物を一切使わないこだわりのみそに「まごころ」を詰め込んだ逸品だ。
同グループは2013年9月、町消費者協会の内部組織「みそづくり研究会」のメンバーの中の7人で結成した。
「まごころ味噌」は今年3月に同道の駅内の「手作り農産加工室」で仕込んだ。原料は(1)高場農場(町大樹)の青大豆(2)渋谷醸造(本別)の米こうじ(3)兵庫県赤穂産の粗塩-の3つ。中でも青大豆は圧力鍋で素材の水分だけで調理しているため、うま味が閉じ込められており、豆本来の香りや甘味を感じられる自信作になっている。シールデザインはメンバーの丹野知治さん(66)が担当。クリーム色の背景に丸みを帯びた文字で「まごころ」を表現した。容量は「できるだけ新鮮なうちに使いきれるように」(白幡代表)と750グラムにした。
20日にはメンバー5人で初回販売分18個をパック詰め。一つ一つ手作業で空気を抜きながらプラスチック製容器に入れた。白幡代表は「子供たちに食材本来の味を覚えてもらおうと作った。朝ごはんに野菜のみそ汁で食べてもらえるとうれしい」と話している。
約100キロ製造。1個700円。事前連絡すれば量り売りにも対応する。午前9時半~午後6時半。問い合わせは同道の駅(01558・6・5220)へ。(石原秀樹通信員)