海外選手続々と帯広入り、W杯スケート14日開幕
4年ぶり4度目の帯広開催となるスピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦(14~16日・明治北海道十勝オーバル)の開幕を前に、カナダや韓国などから選手が続々と帯広入りしている。11日は午前9時から十勝オーバルで公式練習が行われ、外国人選手の他、長島圭一郎(日本電産サンキョー-日大、池田高出)ら日本人選手も氷の感触を確かめた。
今大会にはソチ五輪金メダリストの李相花(韓国)やマルティナ・サブリコバ(チェコ)ら世界トップ選手がエントリーに名を連ねている。ロシアやノルウェーの選手はジャパンカップ(7~9日)開催中から既に同リンクに姿を見せ、公式練習に臨んでいた。11日までに、全20カ国のうち中国を除く約200人が帯広入りしている。
大会に臨む日本代表選手は男子17人、女子13人で、このうち男女13人が十勝関係選手。全日本距離別選手権後、長野で独自調整してきた長島は8日に来帯。「練習は『イージー(軽い負荷)』でやってきた。シャニー(デービス=米国)も今年はイージーと言っていたし、30代は疲れと相談しながら練習です」とリラックスした表情。逆に羽賀亮平(日本電産サンキョー-日大、白樺学園高出)は「自分には休息のシーズンはない。1年1年が勝負」と初の表彰台へ意気込みを見せた。(岡部彰広)
競技のNHKテレビ放送予定は次の通り。
◇第1日
▽14日午後7時~同7時50分(BS1)
▽15日午前2時35分~同3時25分(総合)
◇第2日
▽15日午後7時~同7時50分(BS1)
▽16日午前2時15分~同3時5分(総合)
◇最終日
▽16日午後7時~同7時50分(BS1)
▽17日午前1時50分~同2時42分
◆ワールドカップについて
・2014/2015ジャパンカップスピードスケート競技会第1戦-日本スケート連盟公式ホームページ
・大会情報-日本スケート連盟公式ホームページpdf
・フェイスブック-ISU World Cup Speed Skating 2014/15, Obihiro, Japan