シニアファッションショー再び、有志同窓会企画 幕別
【幕別】今年で幕を閉じた「シニアファッションショー」を再び!?-。そのきっかけをつくり、裏方で支えてきた女性グループ「ツルウメモドキの会」(眞鍋翠子代表、会員5人)は11月9日、「グランマ達のセルフファッションショー」と銘打ったユニークなイベントをナウマン温泉アルコ236ロビーで開催する。9月のショーに出した着物のリメーク作品を自由に着て楽しむ。
同ショーは5回目の今年、作り手の負担増などから最後となったが、着物をドレスやジャケットなどにリメークした90作品を発表、来場者が過去最高の約500人を数えた。実行委主催で町も全面協力、文字通り地域一丸で取り組んだ「町おこし」イベントとして注目度も高かった。
今回の「グランマ-」は、この間製作した衣装を集め、裏方だった製作者なども交え、好きな衣装を着てロビーを闊歩(かっぽ)する「敷居が低いファッションショー」(眞鍋代表)。自由観覧で、希望者は好きな衣装を着て無料で参加できる。
同会はショー以前から、「ミニ講習会」として、タンスに眠っている着物で洋服や小物を作り仲間で見せ合っていた。こうした活動をヒントにイベントに発展した経緯がある。さらにショーが始まってからは、月1回の講習事業のうち、半分ほどを着物リメークにあて、出品者の製作の場にもなり、ショーの多彩な作品構成を裏側で支えた。
眞鍋代表は「今回は自分たちへの“慰労会”の意味も込めた。活動拠点のアルコが20周年を迎えたことから、にぎわいづくりにもつなげたいと企画した」と話している。
午前11時から町内在住など男性3人の「グラッチェ95」のミニコンサート、ファッションショーは同11時半~午後1時。アルコは施設内外で焼き鳥やおでんを販売する予定。
問い合わせはアルコ(01558・8・3111)へ。(佐藤いづみ)
◆過去開催されたシニアファッションショーについて
・忠類地域の高齢者が「シニアファッションショー」-十勝毎日新聞電子版(2010/09/02)
・着物リメーク華やかに シニアファッションショー-十勝毎日新聞電子版(2011/10/30)
・多彩なリメーク作品勢ぞろい-十勝毎日新聞電子版(2012/10/01)
・シニアモデル さっそうとウオーキング 忠類・ファッションショー-十勝毎日新聞電子版(2013/09/30)
・今年でラスト、忠類シニアファッションショー幕別-十勝毎日新聞電子版(2014/09/09)
・最後も華麗にリメーク、忠類のシニアファッションショー 幕別-十勝毎日新聞電子版(2014/09/29)