新たな名所誕生 更別村の農村公園リニューアル
【更別】管内最大級の大型遊具などを備えてリニューアルした村の農村公園が、26日にオープンした。青空が広がった初日は休日の家族連れが大勢詰め掛け、村の新しい名所誕生を祝福した。
既存の農村公園と更別幼稚園跡地(2006年移転)を合わせた9720平方メートルの敷地に、総事業費1億6394万円を投入し、健康増進広場としての機能を併せ持つ「憩いの場」を再整備した。
村のマスコットキャラクター「どんちゃん」の帽子をかぶった展望台をシンボルにした大型遊具の前では午前9時からセレモニーが行われ、岡出誠司村長は「初代幼稚園の地で、また子供たちの元気な声を聞きたい」とあいさつしてテープカットを行った。
高さ5・5メートル、延長18メートルのローラースライダーなど5種類の滑り台を含む30アイテムが組み込まれた「大型遊具」は管内最大規模と言われる。遊歩道沿いには7種類の「健康遊具」もあり、大人から高齢者まで夢中になって体を動かした。
佐藤煌君(更別小2年)は「家の中で遊ぶことが多かったけれど、外でもいっぱい遊びたい」と話し、村内の主婦河瀬和江さん(67)も「市街地に出てきたら立ち寄りたい場所ができた」と喜んだ。(小寺泰介)
◆更別村の農村公園について
・農村公園に十勝最大級の大型遊具設置へ 更別-十勝毎日新聞電子版(2014/03/24)
・大規模遊具のイメージ看板登場 更別村農村公園-十勝毎日新聞電子版(2014/06/28)
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