ジュニアジャズスクール発足 幕別
【幕別】ジャズ演奏を通じ、感性豊かな子供の育成を目指す「まくべつジュニア・ジャズ・スクール」が開校した。町百年記念ホールを拠点とし、町内外の小学1年~高校1年の19人でスタート。来年3月には札幌でのライブ出演も予定しており、メンバーらは張り切っている。
同ホールを運営するNPOまくべつ町民芸術劇場(長崎博理事長)が人材発掘・育成事業の一環で初めて企画。「札幌ジュニアジャズバンド」を運営する札幌市芸術文化財団(札幌)の協力を受け、6月中旬から受講生を募集していた。
ジュニア-は札幌の他、広尾町、砂川市と後志管内倶知安町にある。
メーン講師はベーシストの佐々木源市さん=ジャズスポット「B♭M7」(帯広)マスター=が務める。今年度は月1回程度、同財団の持田倫孝さんも駆けつけ“後方支援”する。
9日同ホールで初回の打ち合わせが行われ、受講生の自己紹介や、希望楽器を確認した。30日から楽器を持っての練習に入る。当面は、来年3月に札幌で開催のファイナルライブに、道内の他のジュニアバンドとともに出演する予定だ。
佐々木さんは「子供たちの成長が楽しみ」と笑顔、アルトサックスを希望している植松桃伽さん(札内南小6年)は「母も経験があるので自分も興味を持った。みんなが明るくなる演奏ができるよう頑張りたい」と話していた。
練習は基本的には第2、第4土曜日の午後(変更の場合あり)。同劇場では今後も順次メンバーを募集している。問い合わせは同ホール(0155・56・8600)へ。(佐藤いづみ)
◆道内のジュニアジャズスクールについて
・まくべつジュニア・ジャズ・スクール-幕別町百年記念ホールホームページ
・札幌ジュニアジャズスクール-公式ホームページ
・広尾サンタランド・ジャズスクール-公式ホームページ