36台が迫力のレース 更別トラクターBAMBA
【更別】管内外から集まったトラクターがパワーと技術を競う「国際トラクターBAMBA(ばんば)」の第12回大会(実行委員会主催)が13日、村ふるさと館周辺などで開かれた。家族連れなど大勢の人が集まり、迫力いっぱいのレースを楽しんだ。
午前9時、出場する「メカ馬(トラクター)」36台が村商店街から会場までの約2キロをパレード。開会式では岡出誠司村長が「会場に来て、盛り上げていただくことが一番の宝」と歓迎の言葉を述べ、同10時半に競技が始まった。
レースは166馬力以上の「スーパーマンモス」など4カテゴリーに分かれ、直線150メートルのコースで勝負。大型トラクターが重量級のそりを引き、ポールを倒さないよう卓越した運転技術で走り抜ける姿は迫力満点で、観客席から大きな歓声が上がった。
会場には更別の特産品などが並び、地元のさらべつかしわ太鼓なども出演し祭りムードを盛り上げた。根室管内別海町から家族5人で訪れた中野匠望君(西春別小3年)は「トラクターは好き。すごい力だと思う」とパワフルな走りに感心していた。(小林祐己)