296人「顔はめ」笑顔、パネル264枚 ギネス申請へ
帯広市内の緑ケ丘公園内のグリーンパークで28日、「顔はめパネルの大きさ」でギネス世界記録に挑むイベントが開かれた。約215平方メートルのパネルに十勝管内外から集まった296人が顔をはめ、記録認定の要件を満たした。今後、申請作業を進め、2、3カ月後に認定を受けられる見通し。
管内有志でつくる「十勝『世界一』プロジェクト」の主催。管内各自治体の観光スポットや名物などを描いたパネル(縦76センチ×横108センチ)を264枚作成。園内の400メートルベンチに沿って横につなげ、参加者はそれぞれのパネルに1、2カ所ずつ開けられた穴から顔を出した。台湾からワーキングホリデーで芽室に滞在中で、パネル制作段階から携わったファン・イ・センさん(30)は、「みんなが一生懸命やる姿に感動した」と話していた。
同種の既存の記録はないが、ギネス側からは、パネルの面積が200平方メートル以上で、1メートルに1つ以上顔を出す穴があり、全ての穴に同時に顔がはまっていることなどの条件が課された。条件を満たす参加者が集まるかどうかが最大の懸案だったが、穴の数を上回る315人が集まった。プロジェクトの真浦綾子統括リーダー(38)は「これだけの人が集まったことが本当にうれしい」と参加者に感謝していた。
(丹羽恭太、金野和彦)
◆『十勝「世界一」プロジェクト』について
・十勝「世界一」プロジェクト-公式Facebook
・「顔はめパネル」製作佳境に 十勝世界一プロジェクト-十勝毎日新聞電子版(2014/06/09)
・ハワイの大学生も世界一プロジェクトに協力-十勝毎日新聞電子版(2014/06/02)
・ギネス挑戦「豆トリックアート」 会場は中札内に変更-十勝毎日新聞電子版(2014/05/30)
・世界一へ試作 豆のトリックアートプロジェクト-十勝毎日新聞電子版(2014/04/27)
・顔はめパネル製作開始 世界一プロジェクト-十勝毎日新聞電子版(2014/04/13)
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